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カルシウムをより効果的にとる秘訣

身近過ぎてビタミンや食物繊維などと比べるとカルシウムの摂取を意識されている方は少ないのではないでしょうか?しかし、丈夫な体を作るという点では、最も重要な栄養素はカルシウムです。
今回は「ミドリムシのカルシウムが丈夫な体をサポート」と題し、意外に不足しがちなカルシウムをミドリムシを摂取することでどのようにサポートできるかについて解説しています。妊娠・授乳期、更年期などライフステージごとのトラブル改善についても紹介していますので、ぜひ参考にしてくだいね。

管理栄養士

この記事を監修した専門家

管理栄養士 阿部友美

【経歴】十文字学園女子大学卒業後、管理栄養士を取得。同大学で研究助手をしたのち、食品メーカーにて健康に関する情報発信や、共同研究先大学に出向し研究に従事。糖化反応によるメラニン産生作用を発見、特許出願。化粧品の開発にも携わる。

目次

1. ミドリムシに含まれるアミノ酸―グリシンとは
2. まとめ

1.ミドリムシに含まれるミネラル―カルシウムとは

ミドリムシに含まれるミネラル―カルシウムとは
ミネラルの中でも最も身近なカルシウム。人の体の中で占める割合も多く1kgほどがカルシウムです。
カルシウムといえば「骨や歯の成分」というイメージが強いと思いますが、カルシウムにはどのような働きがあるのでしょうか?また、ミドリムシでカルシウムを摂取するとどのようなメリットがあるのでしょうか?

カルシウムってどんな栄養素?

カルシウムってどんな栄養素?
カルシウムは、骨や歯の元になるミネラルのひとつ。人が摂取するミネラルの中で最も多い割合を占めていて、成人の体内に約1kg存在しています。
〈カルシウムのはたらき〉

  • 骨や歯などに存在して、身体を支える役割(体内のカルシウムのうち99%は骨や歯に存在)

カルシウムが不足すると骨や歯がもろくなるのです。

カルシウムは不足しやすく積極的に摂取したい栄養素

カルシウムは不足しやすく積極的に摂取したい栄養素
身近であるにもかかわらずカルシウムは不足しがちな栄養素です。
老若男女問わず積極的に摂取をしたい栄養素ですが特に注意したいのは子ども、妊娠・授乳期の女性、閉経後の女性です。
・子ども(乳幼児期~思春期)
身体や骨が大きく成長する時期であり丈夫な体を作るために、積極的に摂取を心掛けてください。
・妊娠・授乳期の女性
妊娠期・授乳期を通じてカルシウムは不足しがちになります(妊娠中は胎内の赤ちゃんに与え、授乳中はカルシウムが母乳の主成分となるため)。同じく不足しがちな鉄分やカルシウムの吸収をサポートするビタミンなどと一緒に積極的な摂取を心掛けてください。
「ミドリムシは妊活・妊娠・授乳中ママの強い味方!」
・閉経後の女性
女性ホルモンのエストロゲンはカルシウムとの相性がとても良いと言われています。閉経後の女性はエストロゲンの分泌が急激に減ってしまいます。
また、高齢者になるとカルシウム不足により運動や歩行に支障が生じてしまいますので、高齢期を元気に過ごすためにも意識してカルシウムの摂取を心掛けたいものです。

カルシウムの吸収と相性の良い栄養素(ビタミンD、リジン、アルギニン)

カルシウムの吸収と相性の良い栄養素(ビタミンD、リジン、アルギニン)

カルシウムを補いたいときにはカルシウムそのものを摂取するのも効果的ですが、カルシウムとの相性の良い栄養素を摂取するのも効果的です。カルシウムと一緒に摂るべき栄養素は以下です。

〈カルシウムの吸収と相性の良い栄養素〉
・ビタミンD
ビタミンDはカルシウムの吸収を高める働きのある栄養素です。カルシウムとともに体を強くしてくれる栄養素で、サケやイワシ、サンマなどの魚類に多く含まれます。
・リジン
リジンは体内で生成されない必須アミノ酸の一つです。カルシウムと一緒に摂ることで、身体の成長をサポートしてくれる栄養素です。リジンはかつお節や煮干しゼラチンなどに多く含まれます。
・アルギニン
アルギニンは必須アミノ酸です。体の成長をサポートしてくれるアルギニンは、ゼラチン、かつお節、落花生、大豆製品などに多く含まれます。

カルシウムと一緒に摂取したい栄養素(リン、マグネシウム)

カルシウムと一緒に摂取したい栄養素(リン、マグネシウム)
健康で丈夫な体をつくり維持するために、カルシウムと一緒に摂取したい栄養素もあります。
・リン
リンはカルシウムとともに骨や歯のもととなるミネラルです。リンはお肉や魚、大豆製品などのタンパク質に多く含まれます。特に、多く含むのはウナギです。
・マグネシウム
マグネシウムはカルシウムやリンとともに骨の成分となるミネラルです。マグネシウムはカルシウムと「兄弟の栄養素」といえるほど密接な関係をもっていてカルシウム:マグネシウムが2:1の割合になっていることが理想的だとされています。マグネシウムの摂取量が少ないと、カルシウムの量も一緒に減ってしまうといわれています。マグネシウムは、大豆製品、ほうれん草、バナナなどに多く含まれます。

ミドリムシにはカルシウムはもちろん必要な栄養素がすべて含まれている!

ミドリムシにはカルシウムはもちろん必要な栄養素がすべて含まれている!
ミドリムシにはカルシウムはもちろん、カルシウムの吸収を助けるビタミンD、リジン、アルギニン、カルシウムと一緒に摂取したいリン、マグネシウムを全て含んでいます。ですので、丈夫で健康な体づくりをサポートするカルシウムが効率よく摂取できます。
カルシウムはライフステージのどの場面でも積極的に摂取したい栄養素ですので、このように効率よく摂取できるのは嬉しいポイントですね。
さらに、妊娠・授乳期に摂取したい鉄分やビタミン、更年期には食物繊維成分パラミロン、ビタミンB群、トリプトファンなども含んでいるためさまざまなライフステージでミドリムシの摂取が効果的です。

2.まとめ

身近な栄養素であるにもかかわらずカルシウムは不足してしまいがちのため、サプリでの摂取はとても効果的です。
ミドリムシはカルシウムを含んでいるだけではなく、カルシウムと相性の良いビタミンDやリジン、アルギニンも含んでいます。そしてさまざまなライフステージのトラブルを改善するのに効果的な栄養素を多分に含んでいます。また、カルシウムが足りているかが老年期を健康に過ごせるか否かを左右することもあります。
将来を見越した丈夫な体づくり、ライフステージごとの悩みの改善にカルシウムを効率よく摂取できるミドリムシサプリを試してみてはいかがでしょうか?

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